みなさん、どんなドレスが好みですか❓
好きな色、好きなデザイン、いろいろあると思います💖
ダンス界のドレスの流行は大体2~3年で入れ替わることが多く、普段の服装のような他の流行文化同様に10年前の流行がまた流行った。なんていう流行のサイクルなんてのもあります。例えば、羽付きドレスが流行ったり、花付きドレスが流行ったり。生地もサテンドレスが流行ったり、オーガンジードレスが流行ったり
そして、その流行はたいていヨーロッパを始めとする海外が先行していて、日本で流行し始めるのはその後の2~3年後になります
新しいドレスを作ろうと思って海外選手の新しいデザインのドレスを見て、それから注文して。採寸して、出来上がって、お直しして。となると実際パーティや競技会で着ることになるのは、早くても1~1年半は時間がかかるので、流行が来るのが2~3年後というのも頷けます
そんな中でも、ヨーロッパとアジアのドレスの好みには、違いがあります😊
まず、スカートについて
ヨーロッパでは、スカートのインナースカート。つまりはスカートの生地の重ね生地はあまり好まれてはおらず、1枚もしくは2枚のみのシンプルなスカートが好みの方が多いです。いわゆるマーメードラインだったり、Aスレンダーラインが多いです
一方アジアでは、スカートにボリュームがある方が好まれていて、そのためスカート生地も3枚重なったものやスカートの一番表の生地はサテンでも、インナースカートはオーガンジーなどボリュームが出るもので作られているものが好まれます。Aラインやプリンセスラインが人気ですね✨
また、背中部分の好みにも違いがあります
ヨーロッパでは、お尻が見えてしまうくらい背中が大きくあいているドレスが人気で、スタンダードドレスでさえ横腹まで見えているドレスも人気です🤣
しかし、アジアではそのようなドレスを好む方は少なく、年配になればなるほど背中を覆う布面積が大きくなる傾向にあります
こうした違いはもちろん体系から来ることもあります。アジアの人よりヨーロッパの人の方が平均身長が高いので、マーメードラインが似合うこともありますが、背が高い人が逆にプリンセスラインを着ると似合わないことがあります
背中の面積は、やはりアジアの人々がヨーロッパの人々に比べて、シャイな性格の文化だからかなと思います🗾
「いやいや、私の背中なんてお肉もあるし、見せられないわ」なんておっしゃる方もいますが、ヨーロッパではどんなにふくよかでもがっつり背中のあいたドレスを着ている方はたくさんいますし、そうおっしゃられる方の背中も全然綺麗なので、やはり「はずかしい」というアジアのシャイで謙遜の心なのかなと感じます😊